ロックンロール・スクールは死ぬまで卒業出来ませんわ!
その昔、僕が生まれ育った大阪の高槻市に「アサヒ楽器」という楽器店とスタジオとホールと教室が合体した店がありました。

高校生になってすぐ、僕と仲間達はその店に入り浸るようになり、多くの先輩方や仲間達に良いことも悪いことも教わったりして…いわばロックンロール・スクールのような存在だった!

Clingonだってこの楽器店での出逢いで結成したし、今では信じられないけど、僕がお酒を呑むようになったのは(しかも凄くいっぱい!)この楽器店の先輩方から強要されたのがキッカケ…!

残念ながらこの楽器店は僕が大学生の頃に店をたたんでしまったんだけど、青春のかなり多くをここで過ごし、ホントに多くを学んだ!

この楽器店に関するエピソードを語り出すと枚挙にいとまが無いんだけど…。

この楽器店の店長である橋本達也氏という先輩がまぁとにかく変態スーパードラマーで、ここから育ったドラマー達はみんな多かれ少なかれ影響を受けている!

コブラのキーヤン先輩、スカンチの小畑ポンプ隆彦先輩、KAITAでデビューし、現在はセッションドラマーの高林勝美先輩、ネットワークスでバリバリ頑張っている濱田真一郎後輩(って偉そうにね…先輩面してみたかった!)………。

多くのドラマーがこの店から輩出されているのです!

僕にとっては記憶の中にだけ存在する心の故郷みたいな場所!





去年の11月頃からその橋本達也先輩とひょんな事でスピードキング通信というメールのやり取りが始まり、そのやり取りは結構な頻度で現在に至っている!

何をメールし合っているかと言うと、お互いの所有するスピードキング(注:勿論勿論言うまでもなくヴィンテージの)の具合やメンテナンスの報告や…そんなナンヤカンヤを写真付きで語り合いという、実に実にマニアック極まりない内容!

この時代のはどうだとか…結局「ホントにスピードキングは素晴らしい!」という落ちになるんだけどね…!

心底スピードキングに惚れ込んだ二人が大阪~東京間をメールでやり取りしながらスピードキングへの愛と素晴らしさを語り合う…!

実に楽しい通信なのです、はい!

ただ、僕達二人以外の人には全く面白くともなんともない内容で、うちの奥さんもスピードキング通信をニヤニヤしながら見ている僕を見てはいささか呆れ顔!

まぁ無理もない…!


そのスピードキング通信の実演会?!的なモノを遂行する為に先月の末、僕は所有する3台のスピードキングを鞄に入れ(50年代、60年代、70年代)新幹線に乗り込んだのです!(祖母のお見舞いやお墓参りも兼ねてですが)

多分3台のヴィンテージ・スピードキングを持って新幹線に乗る乗客は年間通してもなかなか居ないんじゃないかな?

実家の両親も勿論呆れ顔!

40歳を目の前にしたそんな息子を心配するのは無理もない!



という訳で満を持してスピードキングの会が高槻市でヒッソリと開催されました!(先月末ですが)

メンバーは橋本達也先輩と僕!
ゲストに青春時代を沢山沢山一緒に過ごした女子のタッチー!

彼女もまたその昔はドラムを叩いていたので、あながち間違った人選ではないものの、スピードキングに関しては明るくない!

橋本達也先輩と僕の異常なまでのスピードキングに対する愛情に満ち溢れた会話に文句も言わず付き合ってくれたのは、彼女も子供も大きくなり、また改めてドラムを始めようと思っていた矢先の会合だったからで…!

それに際して橋本達也先輩も僕も強く強くスピードキングを勧めたのは言うまでもない…!



酒だけを注文し、ろくに食べ物を注文しない僕ら3人がスピードキングをテーブルに出して語り合っている様に、お店の方もいささか閉口?!


場所を移して同じくアサヒ楽器出身のスーパーギタリスト、吉川修一先輩が営んでいるバー「T‐true.」で心置き無くスピードキングの会を続行!

T‐true.にはドラムセットもあるから、お互いのスピードキングを並べて記念撮影!?
e0196160_21265737.jpg

「この写真には心底ムラムラする!勃起しそう!」
そして踏み比べ…!
e0196160_2127193.jpg

「噛み締めるように踏む橋本先輩!超絶変態感情剥き出しスーパードラマー!」
エルビン・ジョーンズとジョン・ボーナムとスティーブ・ガッドをミックスして変態スパイスを加えて感情剥き出しにしたような橋本達也先輩が踏むスピードキングの音はやはり「スピードキングの先輩」と呼ぶに相応しい説得力のある音!

酔いが回って未熟者の僕にはまだまだ到達出来ない領域だ!

一方、改めてドラムを始めようとしているタッチーは迷いのないフットワークで太い音を出す…!

僕のスピードキングの旅はまだまだ果てしないと実感した瞬間でもありました!



スピードキングを踏むという事はロマンであり、幸せを掴む鍵でもあります!

そんなスピードキングに纏わって過ごした夜はお互いに幸せな時間を共有出来た充実感でいっぱいでした!


特筆すべきは、店の移動に際してタッチーの自転車の後ろに3台のスピードキングを持った僕が乗り、二人乗りで懐かしい高槻の夜を疾走したのは、なんだか物凄く甘酸っぱくて、高槻市で生まれたClingonの高槻市で木村が書き下ろした「サイクリング」のメロディーが頭を駆け巡った!(アルバム「9.」に収録)

この遅れてやってきた青春の瞬間を呼んだのもスピードキングを踏んでいるお陰かな…?!


アサヒ楽器というロックンロール・スクールから飛び出して、ずっとロックンロールを続けている僕達や、これからまたロックンロールの道に改めて入ろうとしている女子の未来はスピードキングが握っているんだな!

スピードキング万歳なのであります!






スピードキングの会合を終えて東京に戻っても、その会合の興奮が覚めやらず、メールでスピードキング通信のやり取りは更に頻度を上げる始末!

橋本達也先輩はメールの中で言うに事欠いて「スピードキングを知らずに死ぬのは本当の愛を知らずに死ぬのと等しい」との名言を!

橋本達也先輩の数々の名言に元気や勇気を貰ってここまできた僕だけど、ここにきてまた最高の名言!

「スピードキングを知らずに死ぬのは本当の愛を知らずに死ぬのと等しい!」

う~ん名言!















11月末に地元高槻市でスピードキングに対する愛と絶大なる信頼高めて東京に戻った僕は、今まで以上に異常にスピードキングに入れ込んでいます!

僕にとって東京でのロックンロール・スクールであるスタジオ、アフタービートでも合奏でも個人練習でも…いつも側にスピードキング!

ロックンロール・スクールの必須教材です!


そんな矢先に橋本達也先輩から、もう一台70年代スピードキングを手に入れたという通信が届いたのが今月!
e0196160_21265547.jpg

「橋本先輩が新たに手に入れた物件!橋本氏による手厚いオーバーホールが施された逸品!快調との通信に笑顔が禁じ得ない!」
今度は5台並べて写真撮ろうね!ってロマンチックな約束をしたのがつい先日!

我々のスピードキングの旅はこれからも果てしなく続くのです!







そのスピードキングを踏みながら、オレンジズはクリスマスショーに向けてのリハに奮闘しております!

スピードキングで織り成すオレンジズのロックンロールで幸せをいっぱいいっぱい感じたいと…!

ロックンロール・スクール、死ぬまで卒業出来ませんわ!


ごきげんよう!








《来春、4月20日に代々木のZher the ZOOでClingonのワンマンが決定しました!
e0196160_21265233.jpg


年明け1月12日に詳細の告知を致します!


最高のワンマン・ショーをお贈りしようと意気込んでおります!


どうぞ皆様、1月12日の詳細発表と、4月20日のライヴを楽しみにしておいて下さい!

最高の笑顔でお会い出来るのを今から心待ちにしております!》



    ~ライブ情報~



★12月23日(日)
【オレンジズ】
下北沢ガレージ
《オレンジズ☆X'mas☆ショー2012》
e0196160_2127525.gif





   ~リリース情報~


『JAMBOREE /THE ORANGES』
ジャンボリー / オレンジズ

■収録曲
ジャンボリー
真っ赤なマイクロバス
ナンバー1
サンデー・ドライバー
クライベイビー
コーラ
恋なんて
ギンガム・チェック
ゲラゲラ60分
デイジー
リアライズ
エース
グッド・グッド・グッド
オー・ヌード
ノータッチ
仔犬と彼女
スター・スター
愛の子供

2011年5月25日 ON SALE
価格:¥2,310 品番:DQC-691
流通:BOUNDEE
e0196160_21275459.jpg

[PR]
by maruokazumasa | 2012-12-19 21:37