平和、青春、ロックンロール、幸せ…
ここのところ、マルオエイドやDQSやらの事で、不得意なメールのやりとりが錯綜しており、すっかりブログをサボっていました! 自分が一日にメールで文字を打つ限界の文字数に達していたので、ブログに手が回らないというポンコツ具合に我ながらいささか閉口します! やれやれ…。 ★そうそう、マルオエイドのチケットは既に店頭発売が始まっております! 気の早い話しですが、面白い面子で面白いライブを企んでおりますんで、是非とも高円寺へお越し下さい! 詳しくは下記のライブ情報をご覧頂ければワクワクすると思いますよ! よろしくね! そして先日、自らClingonの新曲をダウンロードしてみました! 名付けてセルフサービス・ダウンロード! 名付ける必要はありませんが…。 曲は知ってる(当たり前だ!)し、音は持ってる(これまた当たり前だ!)んだけど、特典映像やらなんやかんやは初めて見たので(おいおい、メンバーやろ?!ってね!)自分でも嬉しかったりした! なんか変な感じだね…。 で、ダウンロードすると、CDのジャケット用にオカムラダイスケがデザインしたモノをプリントアウト出来る! これもプリントアウトしてみて、新曲のCDが出来上がりました!(写真!) やっぱり世代的にこういった形になるモノを手にとって初めてリリースした実感がわくオールド・タイプな男なんです! うん、リリースしたんやなぁ〜! 皆さんも是非こっそり(別にこっそりじゃなくていいけど…)プリントアウトしてみて、CDにしてみて下さいよ! もし今までのClingonのCD持ってると言うイカした愛すべき方々は、それをこっそり(これまた別にこっそりじゃなくていいけど…)Clingonの欄(があれば)に加えてやって下さい! ちなみに僕はClingonのブートレッグ(とは呼ばないが)的な感覚で、数枚のライブ盤と、かつてオカムラダイスケがデザインの候補に出して来たけど、結局他のモノに決まっちゃったバージョンのジャケットもClingonの欄に加わっており、なかなかのClingonフリークっぷりを発揮しております! そのオカムラダイスケがデザインの候補に挙げてきたアウトテイクもまたスッゴく好きで、未だに大事に取ってある! いつかオカムラダイスケとClingonのコラボレーションでデザインフェスタ&ライブなんてのも面白いかもね! って今無責任に思いついただけですが…! 来るマルオエイドのチラシもオカムラダイスケに丸投げしてお願いしているところで、もうすぐきっとイカしたチラシが出来上がると思うので、こちらもお楽しみに! 僕は楽しみです! あっ!このブログもオカムラダイスケがデザインしてるんだ! おいおい、世話になり過ぎだろ?ってね! そんな中、このブログの中では恥ずかしくて最近あまり触れてませんが、ここんところ週一ペースでギタリストとしてのリハにもコツコツ入っております…! これは完全に趣味のバンドでギター、ベース、ドラムのトリオなのですが、意外にマメにスタジオ入って楽しんでいる! 最近は遂にボスのブルース・ドライバーと、同じくボスのデジタル・リバーブ/ディレイのエフェクターまで導入し、イッチョマエに音色使い分けてつたないソロ弾いてみたりも…。 これはこれでなかなか勉強になるし、それもまたドラムに反映出来ればと思ってます! そのギタリストとしてのリハの為に日曜日の朝からスタジオに出向いた時の話し! 朝10時に(早い!眠い!辛い!)スタジオに着いたその足でまずトイレに行き、やや大きめの仕事(練り物)を片付けて出て来ると、どこから迷い込んだのか、スタジオには不似合いなお爺さんの姿が! お爺さんは、スタッフに「ここは何をするところですか?」とか、「ちょっと中を見せてもらっても良いですか?」とかなんとか…。 スタジオに興味津々のご様子。 「ほぉ〜、立派なところですね!近所にこんな立派なスタジオがあるなんて知りませんでしたよ…。」 気さくなお爺さんで、年齢を聞くと御年84歳! 84歳には見えない背筋のシャンと伸びた風貌だ! 「音楽はいいよね!」とお爺さん! 戦時中、軍艦の中で無線がキャッチした進駐軍のジャズを聴いて「なんて素敵な音楽なんだろう?」と涙した体験談を聞いた! 第二次世界大戦後期の日本は、西洋の音楽を聴く事を禁じられていたので、無線が拾った音楽を聴くぐらいしか出来なかったらしい…。 「酷い時代だね、音楽は素敵なモノなのにね…、それを聴いちゃいけないなんて…、酷い時代だよね、今でも思い出すと涙が出て来るよ…。」と語りながら、お爺さんは本当に涙を浮かべておられた。 僕が「デキシー・ランド・ジャズとかですか?」と訪ねると、うれしそうに「そう、あの頃のアメリカのジャズは良かったんだよ…。」と。 僕は50年代後半のビバップの方が好きなんだけと…、お爺さんの顔見てるとそんな事言えずに頷いていた。 「今は幸せな時代だね、青春を謳歌しなきゃダメだよ。」と語るお爺さんの話しは凄い説得力があった! 20代で戦争を体験し、戦後は日本の復興の為に尽くし、青春を謳歌する余裕も無かったお爺さんの言葉は本当に重かった! こういった人達が身を粉にして復興したから僕は今幸せにドラム叩いて居られるのだ! そして、戦争のせいで青春を奪われたお爺さんを思うと、未だに続いている僕の青春の貴重さを実感し、胸が熱くなった! 「まだまだ続く僕の青春、思いっきり謳歌して見せますよ!」と、声にこそ出さなかったけど、僕は心の中でそのお爺さんに誓ったのです! お話しの途中、お爺さんの携帯が鳴り、奥さんから今どこに居るの?的な…。 「今ね、駅の近くの音楽室に来てるんだよ!音楽室!凄い立派な音楽室があるんだよ…。」とお爺さん。 ひとしきりお話ししてからお爺さんは頭にちょこんと乗せた帽子を取り、深々と頭を下げながら「ありがとうございました、また来ます…。」と言い残し、スタジオを去った。 あのお爺さん、また逢いたいな! 僕がやってる音楽はお爺さんが好きなデキシー・ランド・ジャズではないけれど、心を込めてお爺さんに僕の奏でる音を伝えたいな! 是非また迷い込んで来て欲しい! よく晴れた日曜日の午前中によく似合う、素敵な素敵なお爺さんでした! そして僕らは『音楽室』で、幸せな音楽を奏でました! 帰宅してからは、普段あんまり聴かない『ブリザベーション・ホール・ジャズ・バンド』の『ニューオーリンズVol.1』を聴きながら、お爺さんの送った青春時代を想像してみながら、平和を祈った! ピース! お爺さんの遅れて来た青春も、僕の永遠に続く青春も、幸せな色に染まりますように! ピース! 一昨日は溝淵ケンイチロウ兄貴と西荻窪でみっちりDQSのメンタル的な打ち合わせ! お互い青春真っ只中なドラマー同士! 熱く語り合った後、熱く握手を交わし、お互いの青春を分かち合った! これからも僕が携わる青春真っ只中のロックンロールに付き合って下さいね! 平和がいいに決まってる! ピース! 〜ライブ情報〜 ★5月22日(土) 【へきれき】 和光大学 ★5月23日(日) 【へきれき】 渋谷DUO ★5月31日(月) 【逢坂泰精】 青山 月見る君思フ ★6月12日(土) 【オレンジズ】 吉祥寺GB ★6月27日(日) 【オレンジズ】 ●高円寺Showboat 公演名:第5回ジョン・エントウィッスル追悼コンサート ●出演: ■Daimyo+日戸修平+篠原太郎(theBRICK'S TONE)+大槻敏彦(theBRICK'S TONE) ■オレンジズ ■COCOBAT ■THE WHOOLIGANS[鹿志村茂臣(Vo)安東"ピート"幸彦(G)阿部史彦(Ds)高野雅弘(B)] ●open/start 18:00/18:30 ●前売¥2700/当日¥3200 ドリンク別 ●チケット発売4/29 ショーボート/ローソンチケット/e+ ●整理番号なし 高円寺Showboat 〒166-0002 東京都杉並区高円寺北3-17-2-B1 tel 03-3337-5745 http://www.showboat.co.jp ★7月5日(月) 【DQS】 下北沢CLUB QUE ●DQS presents《Que人のドラム侍》Vol.2 ●出演 ■溝渕ケンイチロウ ■山口幸彦 ■立井幹也 ■高橋浩司 ■丸尾和正 ■みん ■ヤマザキタケシ ■小関哲郎 ■大坪徹志 以上ドラマー ■藤田顕 ギター ■平田博信 ベース ■堀越和子 キーボード ■ゲスト有り! ★7月21日(水) 【マルオ・エイド2010】 Show Boat 17th Anniversary マルオエイドVol.5 ●出演 ■丸尾和正(ds.vo.g /Clingon、オレンジズ) ■木村ひさし(vo.pf/Clingon) ■平泉光司(g.vo/COUCH) ■佐々木健太郎(b.vo/アナログフィッシュ) ■加藤雄一郎(sax/NATSUMEN) ■ゲスト・ドラマー 森信行 ●open19:00/start19:30 ●前売¥3000/当日¥3300 ドリンク別 ●チケット発売:ShowBoat 5/8 ローソン/e+ 5/15 整理番号順の入場 ●会場&問合せ:ShowBoat 03-3337-5745 info@showboat.co.jp http://www.showboat.co.jp
by maruokazumasa
| 2010-05-14 06:56
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